●ペット犬用抗肥満薬


 肥満は人間だけの問題ではなく、家で飼うペットにも及んできています。
 近くの飼い猫は、ぶよぶよと太って、歩くのも億劫そうですし、犬の散歩でも、飼い主共々、もう少し減量されたら・・・などとついつい、いらぬおせっかいしそうです。

 さて、肥満先進国の米国にて、犬専用の抗肥満薬が近く発売されるという話題です。

 米国では飼い犬の30%が過体重で、約5%が肥満(理想体重を20%以上超える)だそうで、ヒトと同じように、心血管疾患をはじめ関節障害、糖尿病などの疾患リスクが高くなっています。

 そこで、日本の厚生労働省に相当する米国食品医薬品局(FDA)が、初めてイヌ専用の肥満治療薬を承認したということです。

 この薬は、大手製薬会社のファイザー社が開発したステントロール(Stentrol、一般名dirlotapide)というもので、イヌの食欲および脂肪吸収能を抑制する薬剤のようです。
 この新薬の使用説明書には、ヒトが使用するのを防ぐために、「ヒト用の薬剤ではないこと、小児の手の届く場所に置かないこと、ヒトが使用すると腹痛、下痢、頭痛、吐き気、嘔吐などの副作用の可能性があること」などが警告表示される予定だそうです。

 ちなみに、ヒト用の抗肥満薬も気になりますが、ヒト専用も近々米国にて発売されるそうです。 これは、他の大手製薬会社ロッシュがFDAに申請していた、ヒト専用抗肥満薬で、アリ(一般名オルリスタット、Orlistat)というカプセル剤で、薬局にて購入可能になるとの事です。

 これで、やっと、ヒトもイヌも肥満から逃れる?



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