●中国製漢方薬の服用で、50代の男性が死亡


 中国製の漢方薬を飲んだ山口県の男性が、肺炎や肝機能害などを起こして死亡したという、痛ましいニュースです。

 厚労省は、この漢方薬が原因となった可能性が高いと見て、同様の薬で異常を感じたら服用を中止するよう、呼びかけています。

 死亡したのは山口県の男性会社員(54歳)で、一昨年に上海へ出張した際に漢方薬を購入し、昨年9月医療機関で処方されたかぜ薬と一緒に飲んだところ、せきや発熱の症状が悪化し、12月中旬に死亡したということです。

 死亡時には、肺炎症状、肝機能障害、腎機能障害などの多臓器不全を示していたそうです。
 以前からこの男性は糖尿病に罹患しており、この漢方薬の他に2種類の糖尿病治療薬と、風邪症状のためにPL顆粒も同時に服用したということです。

 この漢方薬は、上海の漢方薬店で販売されていたもので、粒剤50g入りの陶磁器製の壺型容器2個が、化粧箱に入っているものだそうです。
 漢方薬の商品名は不明ですが、箱には「老城隍廟 童涵春堂 國薬公司」製と記され、日本語で「頻尿や口渇(糖尿病の症状)、新陳代謝を改善し、約2カ月で全治します」と書かれているようです。

 山口県が成分の分析した結果、以前に4人が死亡するなどの被害が出た、中国製「やせ薬」に含まれていたN-ニトロソフェンフルラミンなどの成分は、検出されなかったようです。

 漢方薬の安易な現地購入や、個人輸入は、重篤な健康被害につながる危険性があります。
 購入したり服用する前に、是非とも医師・薬剤師に相談されることをお薦めします。


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